愛犬ベルがリビングに飾ってある観葉植物のパキラに夢中です。
そういえば、お散歩中にも草をよく食べるようになりました。
野菜不足を補うかのごとく葉っぱをかじってむしゃむしゃ食べるんです。
でも犬が食べてはいけない観葉植物や草花があると以前なにかで読んだ記憶が…
気になったのでパキラは犬が食べても大丈夫なのか?どうして食べちゃうのか?を調べてみました。
パキラを食べる愛犬ベル
ベルが観葉植物のパキラをむしゃむしゃ食べる動画です。
急にパキラに興味を示すようになって、やめられない止まらない状態。
かなり執着して葉っぱを食べています。
隣にあるベンジャミンには届かないせいか、パキラばっかり食べます。美味しいのでしょうかね?
犬はパキラを食べてもいいの?
パキラは犬が食べても害はないのでしょうか。すごく心配でした。
ネットで調べたところ、どうやらパキラの葉っぱは食べても安全な観葉植物の一つみたいです。(ホッ)
パキラの毒性について
パキラの葉や茎には毒性はなく、犬が誤って食べてしまっても問題なし。ベルも元気にしています。
ただ、パキラの実には毒性があるそうなので気をつけましょう。(観葉植物のパキラに実が成ることはほとんどないですが)
ベンジャミンも毒性はないの?
ではパキラの隣に飾っているベンジャミンも安全なのでしょうか?
実はベンジャミンは毒性があるとのこと(現在詳しく調べています)。
ベンジャミンはイチジク属でゴムの木の仲間。枝や葉っぱの切った断面からはネバネバした白い液が出てきます。この樹液に触れるとかぶれたりします。
食べたり口に入れないだけでなく樹液に触らない方が良さそうですね。
犬が食べてはいけない植物・安全な植物
犬にとって「危険な植物」と「安全な植物」のリストが、ASPCAの公式サイトに記載されています。犬に毒性のある植物は数百種類もあるんですね!
※ ASPCA:アメリカ動物虐待防止協会(American Society of the Prevention of Cruelty to Animals)
人間にとっては無害でも、ワンちゃんにとっては危険な植物がいっぱいあって驚きました。
犬にとって危険な植物
幸福の木(ドラセナ)、ポトス、アイビー、モンステラ、セローム(ヒトデカズラ、)ヒイラギ、シクラメン、ベンジャミンなどの観葉植物。
あとはお散歩中やお庭で気をつけたいのが、ツツジ、アロエ、ナンテン、スズラン、シャクナゲ、ユリ、スイセン、パンジー、アサガオ、ヒガンバナ、チューリップなど。
うーん、こうやってみると危険がいっぱい!愛犬が口にしないよう本当に気をつけないといけないですね。
犬にとって安全とされる植物
犬が食べても安全と言われているのが、パキラ、アレカヤシ、テーブルヤシ、セントポーリア、シダ類、バジル、コリアンダー、ディル、ローズマリーなど。
食べても安全な植物の方が少ない…。
犬を飼うなら、観賞植物はなるべく置かないか届かない所に置く、そして種類を選ぶしかなさそうです。
ベルがパキラを食べる理由は?
ベルは今日もパキラをちぎって食べていました(汗)
真っ先に頭に浮かんだのが「野菜不足」。単なるイタズラでパキラを食べてる感じがしないんですよね。あきらかに葉っぱを欲している感じがします。
結論から言うと「犬は野菜不足にはならない」とのこと。
犬はもともと肉食で野菜から栄養をとる動物ではないので、総合栄養食とされてるドッグフードを食べていれば必要な栄養は摂れるんです。
他に考えられる理由は「胃のむかつき」かな。緑の葉っぱや草を食べるとスッキリするのかもしれません。
あとは単に「興味があった」とか「イタズラ」目的。特に深い意味もなく楽しんでいるだけなのかも。
犬に野菜をあげるなら
もし犬に野菜を与えるならキャベツです!ブリーダーさからもオススメされました。小松菜も茹でればいいそうです。
野菜は消化されやすいように茹でたものをみじん切りにして、ドッグフードにトッピングします。
栄養面よりも食べる楽しみのために、たまに茹でキャベツをトッピングしようと思います。犬は茹でたキャベツの甘い味が大好きですからね。
もし植物を食べて具合が悪くなったら
万が一、ペットが毒性のある植物を食べてしまったらすぐに動物病院に相談するのがベストです。
飲み込んだ植物によっても対処方法が違うし、飼い主が自己流で処置するのは危険。嘔吐、口の炎症、熱、皮膚のかぶれ、呼吸の乱れ、よだれが出るなどの症状は要注意です。
植物なら大して毒ではないだろう、と思っていた節もありますが、家の中でも散歩中でも、植物には気をつけてベルと過ごしていきたいと思います。
もちろんパキラも封印です!