東京都美術館で開催中のムンク展(2018年10月27日~2019年1月20日)。お友達がとても良かったよ!と教えてくれたので、比較的空いているであろう平日の午後に行って観覧してきました。
ムンクの故郷、ノルウェーのオスロにあるムンク美術館が誇る世界最大のコレクションが中心で、約100点が展示された大回顧展。注目はやはり待望の初来日「叫び」です。
谷中6丁目交差点付近から向かいました
まずは谷中6丁目交差点付近から、東京都美術館へ歩いてみました。新しい発見がちらほらあったのでこのルートを選んで良かったです。
まずはその散策の風景から…
OKATTE 谷中ベジタブル&クッキングワーク
谷中6丁目の交差点からすぐのところに「OKATTE」という八百屋さんのようなお店がありました。こちらのお店では旬の野菜や珍しいフルーツなどが販売されていて、お料理教室もやっているみたいです。
谷中や根津には、こういったこだわりのコンセプトを持つお店が増えているような気がします。前を通っただけですが「こんにちわ〜」と声をかけていただきました。いいですね!
ことりカフェ 上野本店
さらに進んだところに「ことりカフェ」という、インコを眺めながらスイーツとお茶をお楽しめるカフェを発見!
2018年4月にオープンしたばかりのお店のようです。
ガラスが反射してうまく写真におさめることができませんでしたが、たくさんインコたちがいました^^オウムや文鳥もいます。大きな鳥じゃないので可愛らしいし、気軽に入店できそうな明るい雰囲気のお店でですね。
店内ではことりをモチーフにした可愛く美味しいスイーツを食べることができます。ビールやハードシードル(リンゴの発酵酒)もあります。
アルコール類を含めて飲み物のお代わりはお値段が少し安くなるので、小鳥たちをながめながら長居したい方も楽しめそう。
東京藝術大学 藝大アートプラザへ
私は東京藝術大学前のこの通りが大好きなんです。とくに秋〜初冬はまさに「芸術」の雰囲気が漂っていて素敵なんですよね〜。
寄り道して、藝大アートプラザへ入ってみました。こちらでは数々の作品が販売されています。
絵画はもちろん、ガラス工芸、織物など、数はそれほど多くありませんが、センス光る品々を見て心の肥やしにしました。
あいにくこの日は寒くて無理でしたが、こちらのテーブルで芸術の香りに浸りながらコーヒーを飲むこともできます。エリア内にドリンクを売っている車(ヴァン)が停まっていました。
さて藝大を後にして、東京都美術館へ向かいます
東京都美術館 ムンク展
昨日はどうやらムンクの誕生日!だったらしく、東京都美術館は平日でも混雑していた模様。今日はその翌日。寒いし曇ってるけど雨も降らず絶妙な日和!?たぶん空いているんじゃないかという読みで来てみました。
おかげで並ばずに入館できましたが、決して空いているというわけではなく、館内は結構な人であふれていました(汗)
100点近い作品が3フロアに渡って展示されていて見応えがあります。「叫び」の絵画の前だけはロープが張られていてお行儀よく並んで順番に観覧します。他の作品は好きなように好きな位置から見ることができました。
展覧会にいく醍醐味は、もちろん本物の作品を直接観ることができる点以外に、作者の生きた軌跡や想いを感じ取れるところです。全ての作品に想いを寄せているといくら時間があっても足りませんね。オスロに2020年に開館する新ムンク美術館に行ってみたくなりました。
出口に向かう通路に、ムンクの叫びと一緒に写真撮影ができるコーナーが設けられていました。私は一人だったので撮影できず…
出口ではポケモンのピカチュウカードをもらいました(笑)。ショップにはおびただしい種類のムンクの叫びグッズが販売されていて微妙な気持ちになりました。せっかく美術鑑賞に来たのに、なんだか商売のにおいがプンプン。ムンクはどう思っているでしょうね。
今日のルート