雲仙観光ホテルには16時ごろにチェックインして、のんびり温泉で癒されたあとは、楽しみにしていたディナーです。
一階ロビーから続くレストラン(ダイニング)でフレンチ ディナーをいただきました。約200畳もある広いダイニング。朝食もおなじダイニングでいただきます。
ダイニングのフロア(床)は木製で、スタッフの方々が丁寧に磨いていらっしゃるのだそう。かつては社交場でダンスパーティーにも使われていたとのこと。
ディナーは17:30-21:00まで、朝食は7:00-9:30まで幅広く選べるのも、雲仙観光ホテルのホスピタリティーのあらわれですね。
雲仙観光ホテル ディナーはフレンチを
ダイニングの窓側、一番奥、角の素晴らしいお席にご案内いただきました。
冷えたシャンパンを用意していただいていました♪この素晴らしいレストランでいただくフレンチは、ビールよりもシャンパンで始めたいですね。
お料理が出てくるまで、シャンパンをいただきながら、天井の梁、照明などを眺め、しばし昭和ロマンを堪能します。
ディナーのメニューにも目を通しながら…ワクワクします!雲仙(18,000円税別)というコースです。
見た目にも-美しいお料理。新ジャガイモを生でいただくのは初めてです。ひとつひとつ丁寧にスライスした新ジャガイモを丸く形作ってあり食べるのがもったいないくらい。キャビアとのマリアージュを楽しみます。
ビーフコンソメの中に、フカヒレがたくさん入っていました。あたたかい上品なスープが体をほぐします。
フォアグラに桜の風味のソースがかかっている、オリジナリティあふれる和のテイストを入れたお料理。フォアグラのしつこさがなくて、美味しくいただきました。
ここで3種類のパンが運ばれてきました。どれも香り高くてもっちり美味しいのです。主人はフランスパンをおかわりしていました(笑)
春〜初夏を感じさせるアスパラガスの香りにうっとり。
長崎産甘鯛を使ったお料理。パリっとした皮の食感がとても美味しかったです。
こちらも長崎和牛。地のものを食材にいただけるのはとても嬉しいです。
チーズを最後にいただく。赤ワインとチーズを楽しめる大人になってよかったなー、としみじみ感じた瞬間。絶妙な大きさの4種類のチーズはどれも美味しくて素晴らしい。
最初のデザート。シャーベットでスッキリ爽やかな気分。
目にも鮮やかなデザートです。ベリーの下にはバジルソースが!
コーヒーをいただきながらお菓子をいただき、素晴らしいひと時を締めくくりました。
お料理もさることながら、サービスも素晴らしくて感動。そつなく丁寧に接していただいたギャルソンの男性のおかげで、お料理もさらに美味しく格別に感じられました。(超一流ホテルからいらした方だと伺いました。)
ワインなどの飲み物はどれも良心的なお値段でした。これだけ素晴らしいお料理とワインを堪能できて大満足です。
ドレスコードは?
雲仙観光ホテルはリゾートホテルとはいえ、格別な雰囲気を楽しむには、やはりディナーでは男性ならジャケット・革靴を身に付けたいですね。
カジュアルな服装では違和感があると思います。
大人に似合うバーでカクテルを
重厚で静かな落ち着いた空気のバーがあります。ぜひ食後には行ってみてください。昭和10年のホテル創業以来の歴史あるバーです。
私はオリジなくカクテル「フラッシュバック」(写真手前)をいただきました。主人はウイスキーのソーダ割り。
フラッシュバックは、ホテル創業時にできたカクテルで、ドイツのイエーガーマイスターをベースに、ジンジャーエールとライムが入っています。
当時の様子がフラッシュバックしそうな趣のあるカクテルです。
ビリヤードや読書も楽しめる
ビリヤードやビデオ鑑賞を楽しむこともできます。翌朝の写真ですが、ディナーの後に時間を過ごすのも素敵だと思います。
ビリヤード室は広くてクラシックな雰囲気が最高です。主人もハスラー気取りです(笑)
美しいステンドグラスや椅子があり、目でも楽しめる素敵なお部屋。
映写室ではビデオ鑑賞やカラオケができるみたいでした^^
約1,500種類もの本が置かれている図書室。古いものから最新の雑誌まで。くつろいでいる方が多くいらっしゃいました。
雲仙観光ホテル 朝食は和食をいただきました
朝一番に温泉につかってから、朝食は朝8時にお願いしました。
とても迷ったのですが、ディナーがフレンチでしたので、朝食は和食をえらびました。(洋食のオムレツも捨てがたい…)
和食では、長崎郷土料理を始め、だし巻き卵や地魚の焼き物。
私は薬膳がゆ、体に優しいおかゆ。薬膳のお出汁も美味しかった。お米そのものが美味しくて、ふつうのご飯を選んだ主人は3杯もおかわりしてました(笑)。
お米は地元の棚田で採れたもので、市場には流通しないお米なのだそう。甘くて美味しかったです。
最後にコーヒー飲みたいね、と話していたところ、コーヒーと果物が付いていました。至れり尽くせりの朝食です。
雲仙観光ホテルのランチは伝統のビーフカレーを
2日目は長崎市内の観光を予定していたので、11時に出発しました。でも時間に余裕があれば「雲仙観光ホテル 伝統のビーフカレー」を食べたかったなぁ。
もしくは、1日目は早めにホテルに着いてランチにカレーをいただく、というプランもありですね!次回はぜひそうしたいです。
雲仙観光ホテル 感想まとめ
雲仙観光ホテルに泊まれて本当に幸せでした。アラフィフという年齢になっておいて良かったとも思いました。お料理も温泉も、サービスも佇まいも全てを十二分に堪能することができました。
現在、日本クラシックホテルの会に加盟しているホテルは9つ。富士屋ホテル、日光金谷ホテル、万平ホテル、奈良ホテル、東京ステーションホテル、ホテルニューグランド、蒲郡クラシックホテル、川奈ホテル、そして雲仙観光ホテル。
他のクラシックホテルに宿泊したことがない私の勝手な想像ですが、雲仙観光ホテルのホスピタリティーは格別だと思います。
雲仙というロケーション、ほどよい規模、豊かな自然に囲まれ、人の温かさを感じることができます。
また季節を変えて訪れたい素晴らしいホテルです。
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